創刊号「既成概念を打ち破る」
ひきこもり146万人(全世代50人に1人)
不登校35万人(11年連続増加)
不登校の親の希死念慮11人に1人
人権侵害、孤立、虐待、介護、8050問題、セルフネグレクト・・
私たちをとりまく社会課題には、SOSを上げられない多くの声があります。その社会的背景、見えなかったものに光を当て、「社会で共に考える課題」として、当事者視点で発信します。
【目次】
《創刊号・特集テーマ》
●『既成概念を打ち破る』
見えなかったもの、失われた声に光を当てる
《グラビア》
●ルポ能登半島地震 村山嘉昭
《特集インタビュー》
●道なき道を切り開き続ける
全国初のコミュニティソーシャルワーカー勝部麗子さんに大阪のおかんが聞く
《座談会》
●SHIP!編集部座談会
ありのままに生きる~それぞれがたどった道~
《インタビュー》
●「医療だけでは生きやすくならない」
滋賀県立精神保健福祉センター精神科医 辻本哲士氏に聞く
《手記》
●〈当事者手記〉 【間取り】で語るひきこもり 喜久井伸哉
●〈家族手記〉 生きる価値をこの社会で見いだすために 篠原博子
●〈当事者手記〉 ひきこもり状態から脱した私、今見える風景(前編)すみれ
《家族支援》
氷のように凍った心は、温かい心でしか溶かせない NPO法人ふらっとコミュニティ理事長 山根俊恵さんインタビュー
《連載》
8050問題の最前線 山根俊恵さん精神看護の実践から
《インタビュー》
●石川良子 立教大学社会学部教授に聞く
鮮明に見えちゃうのに、言葉にできない苦しさ
●不登校ジャーナリスト 石井しこうさんにインタビュー
35万人不登校時代 「親の苦しさ」にも目を向けて
《当事者の書評》
●「まちがったっていいじゃないか」(森毅 著)を読んで 下田亮太(つきゆび)
《当事者の表現・アート》
●SHIP! × ART ノナカミホ
《写真》
●連載 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)写真家・長垣夏希
●SHIP Photo ~ふとした瞬間~ 新潟県十日町市より
《兄弟の思い》
●姉は統合失調症? 家族のリアルな葛藤を20年間記録
映画『どうすればよかったか?』 藤野知明監督に聞く
《連載》
●私が出会ってきたもの 『しろひげ先生』 山中光茂氏に聞く
《特別インタビュー》
●「対話」で既成概念を打ち破る精神科医・斎藤環さん
ジャーナリスト池上正樹と当事者たちが会う
《コラム》
●食べることは生きること